私たち羽田エアポートエンタープライズは2004年に日本空港ビルデング株式会社の直営店舗の販売部門を担う100％出資子会社として分社化し、羽田空港、成田空港および関西空港における店舗運営、販売業務を受託しています。
一般的なお土産を扱う店舗から免税店やブランドブティックまで幅広いジャンルの店舗運営をしていることから接客の質や幅も非常に多岐にわたっていることが特徴です。

当社を取り巻く事業環境が大きく変容していく中、当社は中期経営計画を策定し中期ビジョン「成長サイクルが企業文化として根付き常に新たな価値が提供できる組織」の実現に向けて人材育成と現場力のさらなる向上を図るため、各種制度の見直しや仕組みの再構築を推進しています。

従来のキャリアアッププランの見直しを図り、役職に応じた資格、研修制度、業務知識の習得などに加え、自己研鑽や自己啓発によるモチベーション向上と自己成長を促す人間力も評価制度にリンクさせるなど仕組みを見える化し、社員個々の能力を伸ばしていくことで、お客さまに高い付加価値を提供できる現場力の向上に取り組んでいます。また、SDGs達成に繋げられるよう、脱炭素などの環境保全やさまざまな社会問題に対しての積極的な取り組みを行うとともに「えるぼし」や「健康経営」の認定など女性活躍や社員の健康増進を推進しているほか、若手社員からの改善提案の積極的な採用や表彰制度の見直しなど、社員のエンゲージメントを高め、社員と会社が互いに成長できる企業風土の醸成を目指しています。

空港を利用されるお客さまもより一層多様化していく中で、私たちは、お客さまが"本当に"求める"モノ"と"コト"を真剣に考え、自身の視野を広げ、学び、得た知識を活かしながらお客さま一人ひとりの状況に合わせた対応ができたとき、商品の価値以上の付加価値となりお客さまの喜びや感動に必ず繋がると考えています。
空港を利用するお客さまの思い出に彩りを添え、私たちの店舗のファンを一人でも多く増やしていくことで日本空港ビルグループ全体の企業価値向上に努めてまいります。